2024年8月2日、一般社団法人日本キャビアソムリエ協会(JCSA)が、その船出を祝う発足式&パーティーを、MOSS CROSS TOKYOにて華々しく開催いたしました。
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夢の競演:24種類のキャビアと日本の誇る酒
会場に足を踏み入れた瞬間、参加者たちを出迎えたのは、世界各地から集められた24種類ものキャビアの輝き。それぞれに個性豊かな味わいを持つキャビアは、厳選されたワイン、日本酒、そして新たな注目株であるAWA SAKE(スパークリング日本酒)とのペアリングによって、さらにその魅力を増していました。
ご来場の方はこの会の感動を語ります。「世界24種類のキャビアとのペアリング体験は、まさに味覚の旅。それぞれの組み合わせが織りなす味わいの変化に、一気に引き込まれてしまいました。」
当日会場にご用意されたキャビア、そしてワイン・シャンパン・日本酒一覧は以下をご覧ください。
目の前で繰り広げられる神秘:チョウザメ解体ショー
イベントのハイライトは、間違いなくチョウザメの解体ショーでした。キャビア王国の鈴木宏明氏による熟練の技が披露され、会場は息を呑むような緊張感に包まれました。解体されたばかりの新鮮なキャビアは、岩手県の名酒「南部美人」720mlを丸々一本使って味わうという贅沢な体験へと繋がりました。
「初めて、できたてのキャビアをいただきました。その場でチョウザメから取り出されたキャビアの味は、言葉では表現できないほどの感動でした。」と、解体ショーをご覧になられた方は興奮気味に語ってくれました。
日本の誇りと世界の味わいの融合
イベントでは、日本酒とキャビアという一見ミスマッチに思える組み合わせが、実は絶妙なペアリングであることも証明されました。特に、南部美人の久慈浩介氏によるプレゼンテーションは、多くの参加者の心を掴みました。
「キャビアとAWA SAKEのペアリングは驚きの連続でした。南部美人の久慈さんのお話を聞きながら味わうと、日本酒の奥深さとキャビアの繊細さが見事に調和していて、感動しました。」
キャビアソムリエ協会が目指す未来
このイベントは単なる美食の祭典ではありません。日本キャビアソムリエ協会の真の使命は、キャビアを通じて食文化の新たな地平を切り開くことにあります。
協会では、キャビアの歴史、それを育む自然環境、そして素材の特性を活かした調理法まで、幅広い知識を学んだプロフェッショナルを「キャビアエキスパート」「キャビアソムリエ」として認定しています。これは日本初の試みであり、今後は世界に向けてもその価値を発信していく予定です。
協会の代表は次のように語ります。「私たちの目標は、生産者と消費者の架け橋となること。キャビアの魅力を多くの人々に伝え、同時に生産者の想いや努力を消費者に届けたい。そうすることで、キャビアを通じた新たな食文化の創造に貢献できると信じています。」
未来へ続く美食の道
今回の発足式&パーティーは、キャビアの多様な魅力を存分に体験できる貴重な機会となりました。参加者たちは、新鮮なキャビアと日本の誇る酒の絶妙な調和を楽しみながら、キャビアの奥深い世界に触れることができました。
このイベントを皮切りに、日本キャビアソムリエ協会は、キャビア文化の普及と発展に向けて、さらなる活動を展開していくことでしょう。キャビアを通じて、日本の食文化がより豊かに、そして世界とつながっていく―そんな未来が、確かな手応えとして感じられた夜でした。
キャビアと日本酒、そして人々の笑顔が輝いた特別な夜 ―私たちの食の冒険は、まだ始まったばかりです。