【産地視察】岡山:新見キャビアを訪ねて

山と清流に抱かれた岡山県新見市。ここはカルスト地形がもたらす希少な硬水と清らかな空気に恵まれ、チョウザメの養殖とキャビア製造に絶好の立地とされています。養殖場「蝶鮫屋(MSファーム事業部)」では、養殖から製造・販売までを一貫して自社で手がけています。

今回はキャビア産地視察&同郷の名産品である千屋牛、ワイン、日本酒を味わうA級BBQ、ワイナリー見学へMiss SAKE 岡山帯同の元伺いました。

水質が生む、キャビアの個性

小阪部川支流の湧水は、石灰岩を通して流れ込むことで硬水となり、ヨーロッパのキャビアの産地にも似た水質を持ちます。現在は約12,000尾のチョウザメを養殖し、年間約100kgのキャビアを生産しています。

繊細な味わい

「新見フレッシュキャビア」は、岩塩(※醤油味のみ醤油使用)のみで味付けし、無添加・非加熱。製造後すぐに急速冷凍することで、新鮮な食感と風味を閉じ込めています。塩分は3.5〜5%と控えめで、しっとりとした舌触り、卵本来のまろやかさが楽しめます。

A級グルメのまち新見

ここ岡山新見市には、
・”和牛のルーツ”とされる千屋牛
・ワイン
・日本酒
・キャビア
が生産されています。
それらの名産品をBBQにて味わいました。

tettà winery(テッタワイナリー)見学

産地と背景

岡山県新見市・哲多町の豊かな自然に囲まれた小さなワイナリー「tettà winery(テッタワイナリー)」。
「tettà」とは地元・哲多の地名に由来し、土地の個性をそのままワインに映し出したいという想いが込められています。
標高400m前後の冷涼な気候と石灰岩質の土壌は、ぶどう栽培に最適な環境を生み出しています。

栽培と醸造のこだわり

化学肥料や除草剤に頼らず、環境に配慮した栽培を実践。
畑ごとの個性を大切に、シャルドネ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンなどのぶどうを丁寧に育てています。
醸造では「土地の声をそのままボトルに詰める」ことを信条に、果実の持つ自然な酸味やミネラル感を最大限に引き出しています。

ワインの特徴

  • シャルドネ:フレッシュな酸味とミネラル感、柑橘や白い花の香り
  • メルロー:しなやかな果実味とまろやかなタンニン、和食にも寄り添う味わい
  • カベルネ・ソーヴィニヨン:骨格のある力強さと奥行きのある余韻
    いずれも「食中酒」として寄り添うワインづくりが意識されており、和洋問わず料理との相性が抜群です。

テッタワイナリーの魅力

tettà wineryは、土地の恵みをボトルに閉じ込めた“小さな terroir(テロワール)の結晶”。
その一杯からは、新見の清らかな空気、石灰岩の大地、そして人々の情熱を感じ取ることができます。

今回新見市で味わった名産品は、地域の自然と人々の努力が育んだ結晶でした。清冽な水で育まれるキャビアは、世界に誇れる品質と繊細な口溶けを備え、石灰岩質の大地に根付いたワインは、料理と響き合う豊かな個性を示していました。日本キャビアソムリエ協会として、こうした地域の恵みを国内外へと伝え、キャビアを中心に日本の食文化の魅力を発信し続けたいと考えています。

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