産地と背景
四国・愛媛県の山あい、清流が流れる川之江。
その自然豊かな環境で育まれる「法皇キャビア」を訪ねました。
この地は「法皇山脈」の名を冠するように、水の美しさで知られ、古くから清酒の仕込み水や農業の恵みを支えてきました。そんな澄んだ水をたたえた養殖池で、悠々と泳ぐチョウザメたちは、静謐な風景とともに印象的でした。

養殖とこだわり
稚魚から10年近い歳月をかけて育てられるチョウザメ。
清流の恵みと独自の飼育法により、卵は繊細で上品な風味を備えています。
加工は鮮度を最優先に、熟成はせず短時間で瓶詰めまで行われるのが特徴です。

味わいの特徴
法皇キャビアは、粒がしっとりと柔らかく、口の中でとろけるように広がります。塩分はごく控えめで、清涼感、余韻にはほのかな甘みとバターのようなコクが残る余韻を持ちます。プチっとほどける粒感ではなく、なめらかな口溶けが際立つ食感です。
フレッシュで繊細な味わいは、日本の軟水環境ならではの特長を映し出しているようです。

実は身も大変美味な魚
キャビアだけでなく生みの親であるキャビアフィッシュ(チョウザメ)の刺身もいただきました。サメ(シャーク)と同様に思われている方も多いと思いますが、キャビアフィッシュはサメとは全く異なる魚類となり身はアンモニア臭もしない大変美味な白身です。フグに似たコロコロとした独特の食感とクエのような脂のりのある身質をしています。(チョウザメには歯もないので噛まれる心配もありません!)


料理との相性
和食の繊細なだしや白身魚の旨みを邪魔せず、料理に寄り添う味わい。
またフレンチやイタリアンの華やかな一皿にも自然と調和し、料理全体の格を引き上げます。
また法皇キャビアは食の品評会「料理王国100選」に選出されました。
2020年、2023年2025年には「生鮮食品部門」で入選しており、その品質と技術力が評価されています。


協力:アフレル株式会社













