【茨城県産「霞ヶ浦キャビア」試食報告】

2月17日(火)、
一般社団法人キャビアソムリエ協会事務所(東京都港区)にて、
茨城県農林水産部水産振興課からお声かけいただき、
茨城県産「霞ヶ浦キャビア」のテイスティング並びに
味わいについての意見交換をさせていただきました。

当日は、茨城県農林水産部水産振興課
副参事・服部卓巳氏、
株式会社日庄マーケティング・ソリューション
代表取締役・杉山章氏、
をお迎えし、
官民連携によるブランド育成の取り組みや、
今後の展望についてご説明いただきました。

■ 霞ヶ浦キャビアについて

霞ヶ浦キャビアは、茨城県内で養殖されたチョウザメの卵のみを使用して製造される国産キャビアブランドです。

県内に立地する養殖用種苗生産企業を基盤とし、
長年培われてきた養殖技術を背景に誕生しました。
茨城県を国内有数のキャビア産地へと発展させることを目指し、技術開発と市場創出の両面から行政主体の取り組みが進められています。

昨年度には、
フランス料理シェフ・古賀純二氏監修のもと
品質向上が図られ、一般的なキャビアよりも
低塩分(2.5%以下)という
繊細な味わいを特徴とするブランドとして
確立されました。

現在は、
トキタ(河内町)
および
つくばチョウザメ産業(桜川市)
の2社が製造を担い、
県内外へと販路を拡大しています。

■ 試食内容


当日は、以下2種類の霞ヶ浦キャビアを比較試食いたしました。

・つくばスタージョン「霞ヶ浦キャビア」
 20g/10,800円(税込)
 製造販売:つくばチョウザメ産業

・「霞ヶ浦キャビア」Voeu-Pense
 20g/10,800円(税込)
 製造販売:トキタ

同じブランドでありながら、
それぞれに個性が際立ち、
一方は繊細でなめらかな口溶け、
もう一方は粒立ちと凝縮感ある旨味が印象的でした。

霞ヶ浦キャビアの特徴である
「乳製品を思わせる甘味となめらかさ」は、
低塩分設計と丁寧な熟成管理によって実現されており、
国産キャビアの新たな可能性を示す味わいとなっています。

■ 日本酒との可能性

近年、キャビアと日本酒のペアリングは国内外で注目を集めています。
特に、
純米酒などのお米の旨味が感じられるもの、
発泡性日本酒、
など、新たな提案も広がりつつあります。

魚卵消費量が世界トップクラスである日本において、
キャビアと日本酒の融合は
「日本ならではの食文化」
として発展する大きな可能性を秘めています。

当協会としても、
国産キャビアの価値向上と市場拡大を目指し、
引き続き生産者・行政・飲食業界との連携を深めてまいります。

国産キャビアをより身近に、そして世界水準へ。
霞ヶ浦キャビアのさらなる発展を期待するとともに、
当協会もその発信と価値創造に寄与してまいります。

キャビアを「おいしい」で終わらせず、
語れるようになりたい方へ。

監修者「出口彰」

一般社団法人日本キャビアソムリエ協会 代表理事
株式会社幸コーポレーション 代表取締役/フレンチ「フィレール」オーナーシェフ

世界12カ国(フランス、スペイン、ドイツ、イタリア、ポーランド、ラトビア、ブルガリア、イラン、マダガスカル、ウルグアイ、シンガポール、中国)と日本1道15県、100種類以上のキャビアを食べ比べてきた。

産地を自ら訪ね、国内の生産者との交流を重ねるなかで、キャビアが「高級な珍味」としか語られておらず、味の違いやその背景がほとんど知られていない現状に向き合う。各地で「キャビアフィッシュ解体ショー」を開催し、素材そのものからキャビアを伝える活動を続けている。

大阪・お初天神のフレンチ「フィレール」では、オーナーシェフとして日々キャビアを扱う現場に立つ。

信念は、「キャビアは、知るほどおいしい

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